メジャーメンツインターナショナルの歴史
1987年 MI創業、マトリックススキャナー4220A発売。
1990年 電圧校正自動ポテンショメータ8000A発売。
1mV~10V 精度<10-7
1992年 自動直流抵抗ブリッジ 6010A発売。
1Ω~10kΩ 精度 10-7
1993年 高抵抗ブリッジ 発売。
10kΩ~100MΩ 精度 10-6
MI USA創業。
1997年 自動直流抵抗ブリッジ 6010B発売。
0.001Ω~10kΩ 精度 10-7
1998年 CERN向け 20,000A DCCを開発。
2002年 QHRシステム6800Aを発売。精度 10-8
2003年 QHR向け抵抗ブリッジ 6010Q発売。精度 2×10-8
2005年 高抵抗ブリッジ(バイナリーボルテージディバイダ)6000B発売。
精度 2×10-8
MIヨーロッパ創業
2006年 自動直流抵抗ブリッジ 6242B発売。
1Ω~100MΩ 精度 5×10-8
2008年 Accubridge 抵抗ブリッジ発売。
2009年 デュアルソース高抵抗メータ 6600A発売
10kΩ~100TΩ
2010年 6010D発売
0.01Ω~100kΩ 精度 4×10-8
2011年 シャント抵抗校正システム 発売
3000A、1,000,000:1
2013年 卓上抵抗ブリッジ6650 発売
2015年 MI ジャパン創業
2016年 Accubridge製品群の製品発売
1990年、MIは、世界で最初の完全に自動化された抵抗ブリッジ、Model6010Aを開発し、販売しました。これは、抵抗測定の分野で最も重要な発展の一つであり、人の操作ばらつきの影響を軽減しながら、より速く、より再現可能な測定を実験室に提供することができます。それ以来、長年を経てデュアンは、世界のほぼすべての国立研究所で一次抵抗測定装置としてMI抵抗ブリッジを使われています。
さらに年数をかけた研究を通じて、MIの抵抗ブリッジは、市販している抵抗ブリッジの精度を0.2ppmから0.02ppm未満に向上させています。
MIの最初に販売した製品は、手動ブリッジを使用する半自動抵抗測定用の低熱起電力スキャナーでした。
1990年、MIはNRCC(カナダ国研)から、高電圧分圧器、トランスインピーダンスアンプ、ワットトランスデューサ、パワーキャリブレーションシステムなどの製品を自動化するよう要望を受けました。
1992年、MIは、単相ワットメーターを20ppm未満の精度に校正するためのモデル2100Aパワーキャリブレーションシステムを開発しました。
それ以来、MIは主にNMIの世界に200 Aと600ボルトまでの電力機器校正システムを提供してきました。
1993年、MIは、手動で操作したDC抵抗ブリッジの教習で、良好な抵抗測定を行うために、アルバカーキにあるサンディア研究所(米国研)と契約しました。この活動によって、デュアンはMIの会社方針と製品の方向性をサンディアの人員に説明することができました。その後まもなく、彼は手動抵抗ブリッジの更新機種である自動抵抗システムの開発についてサンディアから連絡を受けました
1994年、最初に20チャンネルマトリクススキャナとModel 6010Aがサンディアに納入しました。1998年、サンディアは2000Aまでのシャント抵抗校正システムの希望を伝え、MIは1999年に納入しました。この間に、サンディアは自動バイナリブリッジで測定した結果と手動ブリッジで計測した結果を比較技術論文「0.0001 Ωと10,000 Ωの間の抵抗値の相互比較」という技術論文(Inter comparison of Decade Resistance Values Between 0.0001Ω and 10,000Ω as Measured on an Automated Binary Current Comparator and on a Manual Current Comparator and a Double Ratio Set)を作成しました。この論文は、マーリン クラフトがNCSLカンファレンス2001で発表しました。