自己加熱
当たり前ですが、シャント抵抗は自己加熱します。MIの全ての高電流シャント測定システムには、測定対象のシャントの抵抗/温度曲線と時間/温度曲線の両方を提供するオプションがあります。
それはMIのサービス項目です。
この抵抗/温度平衡曲線は、シャント素子で熱を
発生するシャント抵抗の特性を決定し、
二次多項式でモデル化できます。
計測した電流値で、シャント抵抗の温度と抵抗値が
定常状態を達成した時点が平衡状態です。
一度抵抗/温度平衡曲線を確立すると、この関係は
変化しません;しかし標準的な標準抵抗器と同様に、その抵抗値は時間経過とともにドリフトします。
MI 6010/3000ソフトウェアはシャント温度測定値の読み取り値が安定することを常に確認しています。