6010ブリッジの計測可能な抵抗の最小範囲を拡張するレンジエクステンダ6011とリニア電源6150A

ミリオーム(mΩ)レベルの低抵抗についてトレース(JCSS)をとって校正するツールです6010ブリッジの計測可能な被校正抵抗の最小範囲を拡張するレンジエクステンダ6011は、直流コンパレータの原理で機能しています。
直流コンパレーターは、1、10、100ターンの固定マスター巻線と、固定1000ターンのスレーブ巻線とスレーブ電流源につながるピーク検出器回路を備えた一連の検出器コアで構成しています。マスター電流源は高電流電源から供給します。
6010ブリッジと共に使用すると、6010出力のマスター電流が6011のスレーブ電流へ電流供給します。6011は、1PPM以下の精度を維持しながら、抵抗が低く電流が高い6010抵抗ブリッジの範囲を拡張するために使用されます。指定の機器を選択すると、10μΩから計測可能です。

 

10mΩ以下(例えば1mΩ、0.1mΩ等)の低抵抗を測定する基本ツールです!!(参照標準抵抗器Rsと低抵抗の被校正抵抗器Rxの比率をppmレベルで校正します。)
経時変化、計測環境を考慮した上で、絶対精度を求めるツールです。

既に、日本国内で多数の活用いただいております。(もちろん、世界中で活用中です。)

特長 

• 0.1Ω以下の抵抗器校正に有効

・300A制御まで拡張可能なモジュール設計
アンペアターンの感度 = 2 uAT = 0.02 ppm
高精度シャント抵抗、直流変流器(DCCT)の校正
運用はスタンドアロンか抵抗ブリッジ6010/6242 のレンジ拡張
大電流源は6100 シリーズの電源を
設置は机上かラックマウントで

 GPIBで制御

校正手順(案)も、マニュアルで紹介しています。

  

特長

• 0.1Ω以下の抵抗器校正に有効

・10A供給可能な電源を内蔵したレンジエクステンダ

・抵抗ブリッジ 6010/6242シリーズと組み合わせて使用

・0.1Ω以下の校正で、校正不確かさ サブppmを実現できます。

・同梱のソフトウェアを使って、パソコンからGPIB制御。

(下図は、MI Japanの事務所で動作確認を行いました。”容易な操作”が、印象です。)

6511D本体

6010 & 6511D パソコン制御画面 



6150A 150A 直流リニア電源(150A 電流供給可能)

1.誘導負荷も通電可能

2.短縮化した安定時間

3.2段階のレンジ設定(5A以下、5A以上)

4.6011シリーズのレンジエクステンダと組み合わせシステム運用

  運用は装置同梱のソフトウェアを活用ねがいます。

5.GPIBで制御

 

 

リーフレットは....

 

 

MIは17025認証を得て、御客様要望の校正システムの検討、設計、設置、校正実務等 一貫した業務支援を行います。