•キャリブレータやDVMの直流電圧特性評価に活用
•10:1, 100:1, 1000:1, 10000:1 に分圧
•最大入力電圧 1100 V
•各分圧機構(10:1)の安定性 0.3 ppm
•回路保護のチャンバーを内蔵
•参照標準1330A,732B,732Cと組み合わせ運用
•自己調整は不要
詳細は....
1340A操作方法
電源を通電、内蔵ヒータが指定温度に達したら(正面ヒータLED点灯)、運用可能です。手動操作は一切、ありません。
運用例1: 1000Vを10Vに分圧し計測
1340Aはキャリブレータや様々なソースが出力する直流電圧を高精度に10000分の1、1000分の1、100分の1そして10分の1にします。付属のケーブルを介してキャリブレータとDVMに接続できます。
運用例2: 運用例: キャリブレータのオフセット計測
ナノボルトメータと10V電圧標準として1330A、732B、または732Cを使用して計測する方法を示しています。ナノボルトメータをヌル検出器として使用し、キャリブレータ 1000V出力のオフセット電圧(10V電圧標準との差)を検出しています。
1.分圧(1000:1、100:1、10:1)したい信号源を所定の端子に接続します。
2.電源を通電すると、自動的に内部電子回路を保持するケースの温調を開始、温度が安定すると、ヒータLEDが点灯します。
23℃±5℃の雰囲気温度で運用し、電源通電後、所定の時間経過すると、装置内部の温度は±0.1℃で維持します。
3.ケース内の温度は、PRT信号を介しモニターいただけます。
4.分圧後の電圧信号は所定の端子から出力します。
(操作者は個別に制御不要です。)
5.キャリブレータのオフセット電圧を、1340A、732そしてDVM(ヌル検出器)で計測できます。