これまで、MI技術は各種国際会議での報告を続けていますが、その代表例を以下のとおり紹介させていただきます。
7. NISTが報告
レンジエクステンダ付自動直流抵抗ブリッジの技術報告をNIST技術者が報告しました。
(3000Aまで)
(1) 0.1mΩのRxに10Aから100Aまでの電流を流し、温度係数を評価し報告しています。
Technical Note
Measurement Techniques for Evaluating Current Range Extenders from 1 Ampere to 3000 Amperes
Marlin Kraft
NCSLI Measure J. Meas. Sci.
Vol. 7 No. 3 September 2012
論文中で、”automated binary DCC bridge”の記述は****を意味します。
(2)100mΩ以下のシャント抵抗(抵抗器)を対象に、オランダの国研、NISTで比較校正した結果を報告しています。併せて、お互いの校正システムも紹介しています。
Evaluation of Low-Ohmic Resistance Measurement Capabilities between VSL and NIST
(3) 100 mΩ から 100 μΩの抵抗器を対象に、METAS(スイス国研)、オランダの国研、NISTで比較校正した結果を報告しています。
併せて、お互いの校正システムも紹介しています。
METASとNISTは市販の抵抗ブリッジを使用と説明しています。
2011年から2012年に校正を実施。
Low-Ohmic Resistance Comparison Measurement Capabilities and Resistor Travelling Behavior
8. 韓国校正機関KRISS BIPMとの比較試験結果を報告
標準抵抗器1Ωを使って、KRISSの校正能力を確認した。(MI6010Qを活用したと報告)
論文:
https://www.bipm.org/utils/common/pdf/rapportBIPM/2004/01.pdf
9. ハイドロ・ケベック(カナダ電力会社)の校正機関リーフレット
このリーフレットの写真でMI計測器を紹介しています。
論文:
http://www.hydroquebec.com/innovation/en/pdf/fiche-lab-etalonnage-reparation.pdf