お客様へ

他社のリーフレットに、度々、弊社Mi製品を紹介していただいております。一言「感謝」ですが、残念ながら、一部、誤解かもしれない情報も見受けます。確認させていただいた内容は、各々、説明させていただきます。

ご希望なら、弊社に、弊社お客様(MIユーザ様)に直接、お問い合わせください。差支えない範囲で、MI製品のユーザ様(校正技術者)を御紹介させていただきます。

 

1.MIブリッジのモジュール性能とアップグレード性能

  以下の内容が、そのまま、他社のリーフレットに掲載されていました。

MIの「プライマリブリッジ」はモデル6010ですが計測範囲は1μΩ100kΩです。 ここで仮に、ユーザが測定範囲を1GΩに、あるいは電圧を1000Vに上げたいと考えた場合には、 各々の計測器を内部部品変更、調整等アップグレードさせるためにブリッジを返送するのでしょうか?

 

 

2.MI 8000B/8001B は追加の外部標準(10V)は必要

    以下の内容が、他社のリーフレットに掲載されていました。

MI 8000B/8001B の分圧装置は校正に別途基準電圧と ロングスケール DMM が必要になります。

MI 8000B/8001B のどちらも公表の仕様を満足するには、使用する度、あるいは使用の8時間後には再度校正が必要となります。MI 8000B/8001B は典型的には 12 ~ 24 時間かかり、非常に時間のかかる作業です。 これらの競合器と比較して、***

 

この説明に付加させてください。現実は、少し異なります。

MI 8000B/8001Bは、この標準器(基準電圧)から計測特性のトレーサビリティ(JCSS)を確保しています。MI 8000B/8001Bの運用に基準電圧と ロングスケール DMM が必要になります。これは、MI 8000B/8001Bポテンショメータが、同類機種にない特徴(トレーサビリティの維持)を生み出しています。 

MI 8000B/8001B の仕様を満足するには、運用前1時間程、あるいは週1回 1時間程の校正が必要となります。校正は、すべて全自動プログラムで実施します。